北朝鮮兵士が韓国に亡命した件

北朝鮮軍の統率は…

北朝鮮軍の兵士が韓国に亡命したという報道があった。このことは現在の北朝鮮の状態を表している。

北朝鮮の経済状態はかなり劣悪であるという事と、軍の統率が取れていないという事が裏付けられた格好だ。

経済状態は各国の経済制裁が功を奏していていると思われる。北朝鮮国民には気の毒だがこれは継続せざるを得ない。過去も「北朝鮮国民のために」という事で食糧援助が行われたことがある。だがそれは北朝鮮国民の口に入ることはなく、金王朝、政権幹部、軍のものとなってしまった。かといって金王朝を通さなければ食糧援助はできない。

食糧援助をしてもそれが金王朝の延命に寄与するならばやる意味はない。それが経済制裁と言う結果になったという事を金正恩は認識すべきだ。

「腹が減っては戦はできぬ」と言う言葉があるように、食糧不足は軍の士気に大きな影響を与える。もう北朝鮮軍の統率は取れてはいないだろう。

その結果が今回の亡命事件だ。この兵士から今の北朝鮮の状況を聞き出せれば大きな情報になる。

一気に攻めるか?

一気に攻めるか?と言ってもそれは軍事行動だけを指すものではない。経済制裁をもっと強化するのも攻めの一つだ。軍の戦法として昔からあるのが兵糧攻め

人間の本能に訴えるこの戦法は人によっては非人道的と映るかもしれない。だが戦闘状態とはそのようなこともしなければならないのが当然だ。そこに人道主義は存在しない。

果たして今の北朝鮮にミサイルを撃つ能力があるのか?といえばほとんどないだろう。あったとしても1発か2発で、実験と称してのミサイル発射はできる状態ではないだろう。

だがその1発、2発を撃たせないようにしなくてはならないのも確かだ。そのためには経済制裁を強化するしかない。

亡命者が増える可能性もある

亡命する国は韓国だけとは限らない。日本もその対象になるというのを忘れてはならない。日本は拉致被害者がいる国と言うのを忘れてはいないか。拉致被害者がいるという事は日本に入るルートがあるという事だ。日本海側には100カ所以上の警戒ポイントがあるという。これが多いと思うか?私は少ないと思う。日本の日本海側をカバーできるほど広範囲に警備することは不可能だからだ。

昔、大韓航空機爆破事件というのがあり、その時の犯人が殺した日本人に成りすましたという事例もある。拉致した人に成りすまして日本に亡命するという事も考えられる。

私の言っていることが絵空事と言う人もいるだろう。だが相手は常識が通用する国ではないという事を認識しなければならない。