清宮幸太郎を引き当てた北海道日本ハムファイターズは?

7球団競合から引き当てた

北海道日本ハムファイターズが7球団競合の清宮幸太郎を引き当てた。この7分の1の確率で当てるのは偶然、まぐれ以外にあり得ない。とは言っても引き当てたのは事実なのでまずは日本ハムにおめでとうと言いたい。

しかし日本ハムは交渉権を獲得しただけに過ぎない。これから清宮本人だけでなく、清宮家との交渉が待っている。父親清宮克幸氏は言わずと知れたラグビートップリーグヤマハの監督だ。

ラグビーと野球の違いさえあれアスリート同士であるから金銭面の交渉よりも育成環境を重視すると思われる。今のプロ野球界で育成が上手な球団はソフトバンク日本ハムだ。その2球団の1つから指名されたのは申し分がないドラフトだっただろう。

二軍でじっくりか、一軍で使い続けるか

日本ハムに入団して清宮をどこで使うかが今後の課題だ。彼は打撃は非凡だが守備はお世辞にも上手いとは言えない。と言うよりプロレベルでは使えない。

今までずっと一塁手しかやってこなかったので他の守備位置への適性がどこまであるのかが想像ができない。現実的には二軍で守備を徹底的に鍛えなければ一軍にはあげれない。

だがフロントは一軍で使えと言うだろう。守備の負担がないDHで使えというのは自明の理だ。

私の考えではDHは大谷翔平を除けば、ある程度年齢のいった選手がやるものだと思う。今の日本ハムなら田中賢介矢野謙次がその年齢に当たる選手だ。

よって18歳の清宮がやるポジションではない。はたして守備位置はどこがいいのか?

一塁手FAで出なければ中田翔がレギュラーを張っており、次の候補が横尾だ。よって清宮の入る余地はない。現実的には外野手へのコンバートの可能性が高い。今年ライトのレギュラーとなった松本剛が内野守備の練習をやっているのも清宮が入ってきた場合を想定しているものだと思う。

清宮が外野手として使えるようになる迄はかなりの時間がかかるだろう。あとは彼の努力次第だ。

適度なプレッシャーは必要だが・・・

ドラフト1位だからと言って過剰なプレッシャーは禁物だ。まだ18歳の若者でメンタル面は結構脆いのが当然とみるべきだ。

こんなことを言うと大谷翔平は1年目から活躍していた」と言われると想うが、「大谷は別格であり、比較対象にはならない」という事を認識すべきだ。

彼のような人を「天才」、「天は二物を与える」と言う。投手、打者どちらも極めるのが大変なのに両方ともこなしてしまうのは「まさに天才」と言わざるを得ない。

大谷に比べたら清宮は「努力でここまで来た選手」であり決して天才と言うわけではない。確かに飛ばす能力と言うのはずば抜けている。だがそれはアマチュアの話だ。

プロならあのくらい飛ばすのはゴロゴロいる。彼には決しておごることなく、実直にプロの世界で頑張ってもらいたい。