日本は核武装するべきなのか?

核に対するアレルギー

日本は核武装するべきなのか?中国、北朝鮮など核を持っている国が近くにいる日本にとっては必要な議論だ。

「日本は唯一の被爆国だから」という事一つで議論することも許されない空気には疑問がある。「唯一の被爆国だから核兵器を持つのはいけない」と言うのが正論と言うわけでもあるまい。

「唯一の被爆国だから二度と同じ事にならないように核を持とう」と言う考えもあっていいと思う。確かに被爆者は気の毒だ。だがこの先に同じことが起こらないなんてことは誰も言えない。

だが核兵器は反対と言う人たちは「日本は唯一の被爆国だからこの悲惨さを世界に発信するのが使命」と思っている。戦後72年たってこの活動が成果を出しているかと言えば出していないと言わざるを得ない。

この活動が成果を出しているなら戦後に核保有をしている国はないはずだ。こう言っては悪いが所詮理想論なのだ。そりゃあこのような理想が現実になれば越したことはない。だが現実にならないのはなぜなのか。軍事力が外交には大きな影響を与えるからだ。

日本を狙う国はどこ?

日本を狙う国なんてどこにあると言っていた人の主張を木っ端微塵に打ち砕いたのが北朝鮮のミサイルだ。このことから日本を狙う国があるという事が明らかになった。だが日本が脅威なのは北朝鮮ICBM大陸間弾道ミサイルではない。それよりも脅威なのがノドン、テポドンであることは知られてはいない。北朝鮮はこのミサイルに核弾頭を積めるという。この方が脅威だ。それに別に核弾頭を積まなくても通常のミサイルも十分に射程距離に入る。これは中国も同様だ。

日本はこの脅威にどのように対応すればいいのか?核兵器を持つことがだめならトマホークでもパトリオットでも1000発ずつ持てばいい。これだけ持っていれば中国も北朝鮮も簡単には手を出せないだろう。

現実を直視しろ!

現実はこのような脅威が日本にはある。戦後72年たっても日本はいつまでも自立できていないのが現実だ。

日本はアメリカの同盟国だが、実際はアメリカの庇護のもとにある。自前で軍隊を持つというのは現実的ではない。防衛費が今の2倍以上になってしまうからだ。

日本にとって日米同盟は軍事費を膨大なものにさせないための重要な政策だ。だがいつまでもアメリカにおんぶにだっこと言うわけにもいかないのもまた事実だ。

そのためには自衛隊を軍隊と位置付ける必要がある。今は自衛隊としての行動しかできないが、軍隊となればもっとアメリカとの協力関係が緊密になるのは確かだ。

有事というのはない方がいいのは当たり前だ。だが有事のために自衛隊が存在しているのも確かだ。PKOの時に自衛隊員が神経質になっているという話を聞いたことがあるが自衛隊員となったらこのようなことは想定していなかったのか。まさか免許が取れるという理由だけで応募したわけではあるまい。

ほとんどの自衛隊員が日本を守るという使命を持ってやっているのは真実だ。だが組織である以上ある一定数の不適格者がいるのは仕方ない。自衛隊は組織としては不祥事の少ない部類に入る。だから不祥事があっても「だから自衛隊はいらない」という論調にはならないでほしい。