スマホ問題を身近なところで考える

スマホがない生活

ラジオで修学旅行生が牧場にホームステイすることになりその間はスマホを使わない生活をしたと言う紹介があった。こんなことが報道されるほど普段の生活、仕事でも欠かせないツールとなっている。

今の20代の人たちはスマホのない生活はあり得ないというのがほとんどだろう。だがそんなものがない時代を知っている世代にとってはなくてもどうにかなると思ってしまう。

私が20代前半の時にPHSが出始めた。その時のPHSの値段は確か5万円くらいだったと記憶している。当然通話以外の機能は何もなくてこの値段で、さらにエリアも狭かったのでちょっとした田舎に行くとすぐに圏外になったほどだ。持っている人は少数で持っている人を見ても「携帯持ってるんだ~」くらいのものだった。

実際特にほしいと思わなかったのはなくても生活に不自由がなかったからに他ならない。その時の主流がポケットベルだったのもある。公衆電話もまだ減る前の時代でポケベルが鳴っても特に電話を探すという苦労もなかった。

今の20代は公衆電話を使ったことがほとんどないだろうし、テレホンカードと言っても「何のこと?」と思うだろう。だが近年公衆電話が注目された時がある。

それは東日本大震災の時だ。携帯電話が回線がパンクしてつながりにくい状態の時に別回線を使っている公衆電話に長蛇の列を作る映像を見たことがあると思う。

私も含め最近はスマホに電話番号が入っているので電話番号を覚えなくなった。いざというときに電話番号が出てこないという事もあるだろう。「スマホの充電があるから大丈夫」といっても、災害時には充電ができない可能性が高い。だから緊急連絡先は覚えておく必要性がある。

この事は子供にも教えておく必要がある。最近は固定電話を引いていない家が多いが、そうであるなら親の携帯番号を教えておく必要がある。親とすれば子供にいつからスマホを持たせるか?と言うのも頭の痛い問題だ。

中学生、いや今だったら小学生でも持っている時代。友達が持っていると言ったら欲しくなるのが子供と言うもの。私が子供の頃にファミコンが出て欲しくなったと同じ構造だ。

買い与えるのは簡単だが決定的に違う事がある。スマホは親が子供の友達関係を把握できないという事だ。

犯罪に巻き込まれる可能性があるので管理は親がやらなくてはならない。これを子供が嫌がるのなら使わせないという事も必要だろう。便利なものには必ず闇の部分もあるのも事実だ。

大人もマナーがなっていない

私は運送関係の仕事をしているが、大人もマナーがなっていない。運転中の通話はよく見るし、メールをやっている者もいる。しまいにはゲームをやりながら運転して死亡事故を引き起こす者もいる。

これでは大人が子供に偉そうには言えない。見つからなければいいという考えはやめるべきだ。家族を持っていれば事故を起こせば家庭崩壊してしまう。このリスクを考えれば運転中の操作はできない。また会社側にも問題がある。電話が来て一回で出ないと何で出ないとキレるやつがいるが、状況もわからないでキレるのはいかがなものか。

事故が起きれば会社が倒産するほどの大事になる事も考えられないのか?

警察側にも問題がある。電話を持って通話するのはダメで、ハンズフリーはいいというのは何の基準なのか?そもそも運転中の通話が違反になった経緯というのは「話に集中してしまって運転がおろそかになるから」という事だろう。電話を持っているという事は関係ないのではないか。話に集中してしまうという事が違反の要件ならハンズフリーうんぬんは関係ないのではないか。

子供にスマホを買い与えるのは各自の判断だが、依存するとなるとかなり問題が深刻化してくる。スマホがないと生きていけないという子供、大人もいるほどだ。

大人が依存するのに子供に依存するなと言うのはかなり苦しいだろう。この時教育関係者から出るのが「子どもの脳の成長に影響が~」という事だ。

これは私が子供の頃に「マンガばかり見たら~」、「ゲームばかりしたら~」と大差ない。要は勉強に影響が出るからやめろという事だ。友人関係やサイトは管理しなければならないと思うが他はある程度はやらせてもいいと思う。(限度はあるが)

私の時代にマンガだってゲームだって隠れて見たりやったりしていたのは確かだ。