トロ・ロッソホンダは期待できるのか?

ホンダは期待できるが…

来シーズンホンダはトロ・ロッソと組む。期待感はあるが年間のエンジンが4基から3基に減るのはかなり痛い。年間18戦として6戦は同じエンジンを使わなくてはならない。この条件をクリアして且つ最高のエンジンをと言うのはかなり壮大なチャレンジだ。1レース300キロのレースを6戦するとなると1800キロを持たせるエンジンを作らなければならない。単純に距離を持たせるのならエンジンブロックやその他の部品を頑丈にするというのも手だが、それだととてもレーシングエンジンとは言えないほど重くなってしまう。かといってカーボンやチタンなどをふんだんに使えばコストが膨大になる。FIAがコスト削減でエンジン数の制限を持ってきたが、これだとコストが上がってしまう。ただでさえターボや回生エネルギーなどでコストがかかるのに、FIAに思惑とは逆行している。

そもそもF1にハイブリッドは必要か?

ターボは必要だとしてもハイブリッドはF1に必要ではない。F1は純粋に速さを競う最高峰のレースであるべきだ。このような技術はスポーツカーかフォーミュラーEに任せておけばいい。今のF1は自動車メーカーのバックアップがないと参戦することも難しい。これを打開しないとF1は近い将来になくなるだろう。

トロ・ロッソホンダはどのくらいに行くか

予選でトップ10の常連になれれば大成功だろう。あとは荒れたレースでどれだけ上位に食い込むことができるかによって成績は変わってくる。ともかく必要なのは信頼性の一言に尽きる。壊れないエンジン、壊れないシャーシ、この融合こそが必要ではないか。

ホンダは正念場

2015年から参戦を再開して来年は4年目。そろそろ具体的な結果が欲しい所だ。いい加減に結果を残さないと株主からの突き上げも激しくなってくる。年間数百億の予算が必要なこのスポーツ、趣味や道楽でやるものではない。あくまでもホンダと言う企業のイメージアップにためにやっているものだ。だがこれまではイメージアップどころかイメージダウンになっていることは否めない。

これを打破するには結果を出すしかない。エンジン的には最強のメルセデスを脅かすくらいまでにはなってほしい。このままではホンダは技術力がないという事を世界に向けて発信したという不名誉な事だけが残ってしまう。これでは本田宗一郎氏も浮かばれない。世界のホンダという事をもう一度見せてほしい。