高齢者施設での暴力事件➡老人だからかわいそうという誤解

高齢者施設での問題

ここ最近高齢者施設での事件が多い。表に出たのはほんの一部で実際はかなりの数になるだろう。ケガをしたり亡くなった人は気の毒だが、人間対人間という関係では起こりうる事件だと思う。

高齢者=良い人という図式は必ずしも成立しない。よく「年を取れば丸くなる」というが、全員がそうなら争い事はないし高齢者の事件などは起こるわけがない。

どの世代にもおかしい人はいる。わけもなく切れる人、口が悪い人、すぐ手が出る人などがいる。そのような人が高齢者施設にいないのならそれはいいことだが、必ずいるのが現状ではないか。

職員も大変

このような事件が起きるたび高齢者施設の職員は疑惑の目で見られるというのもあると思う。正直言って迷惑な話と思う。

今はモンスターペアレントが学校で問題を起こしているが、この高齢者バージョンが起こているのではないかと危惧している。

特に今は「カネを払っているのだから~」と言う権利意識が強い世の中。無理難題を言う人もいると想像できる。確かにカネを払えばその対価としてサービスを受けられる事は否定しない。

だが職員を召使のように扱うことがあれば職員だっていい気分はしない。

むかしは「この親にこの子あり」だったのが「この子にこの親あり」になってきているという状態もあるのではないか。

高齢者はそれほど優遇されなくてはいけないのか?

今月の28日に衆議院が解散されるが、選挙はどうしても社会保障がテーマになってしまう。社会保障高齢者のための施策なので、これを前面に出さないと落選してしまうという事情もある。何しろ少子高齢化の世の中なので人口比率の高い高齢者を敵に回すことはできない。しかしこれほど高齢者は優遇されなくてはいけないのか?

生活が苦しいのは別に高齢者だけではない。自分が老後に対する準備をしていなかったのが問題なのだから自業自得ではないのか。まだ高齢者施設に入れる人は恵まれている。

総選挙を機に行き過ぎた高齢者対策を改め子供のほうにシフトしていくべきだ。極論を言えばあと20年も30年も生きるわけではない人よりも、これから日本を背負う人たちを応援する施策をとったほうがいいのではないか。

今回の解散表明の会見で言った安倍総理の方針は良いと思う。消費税増税分を返済に回さず、子供のために使う。これこそが「次世代につけを回さない」ことにつながる先行投資になるのではないか。