日本国憲法は限界にきているのか?➡憲法改正議論を真剣に考えるべき

日本国憲法は理想論

日本国憲法は誰もが学校で学んだだろう。だが覚えている事と言えば国民の三大義務と国民主権、象徴天皇戦争放棄に代表される憲法第9条ぐらいではないだろうか。

この日本国憲法(以下憲法)の問題点は平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼してという前文にある。簡単に言うと世界の国は平和を望むという前提に立っているという事だ。

だが現在の日本の置かれている状況はどうだろう。

北朝鮮という平和を脅かす国が近くにある。さらに日本上空に大陸間弾道ミサイルを飛ばすという暴挙を実行する。

今の憲法戦争放棄専守防衛をうたっているだけで実情に即していないのは明白になった。私は別に「日本が戦争をする国」になってほしいわけではない。

日本には交戦権がない。これは専守防衛との整合性を取るために作られたと私は理解している。だがそろそろ限界に来ている。日本に差し迫っている危機が眼前に迫ってきているのだ。

専守防衛でも攻撃されたらすぐ反撃できる?

では攻撃を受けたらすぐ反撃できるのか?それは独断ではできない。現状は攻撃を受けたら「会議を開いて反撃するかどうかを話し合う」という決まりがあるらしい。

攻撃を受けたのが東京で国会も機能しなくなり、国の最高責任者である総理大臣、閣僚も被害を受けたらどうするのか?憲法ではそのようなことは想定されてはいない。

私はある程度の権限を自衛隊に与えるべきと思っている。しかしそんなことを国会で言ったら文民統制が~」、「自衛隊が暴走する」と言われるのが目に見えている。

ではそんなことを言う人はどうすればいいのか?という質問に答えを持っているのか。ただ憲法では~」と言うのが精一杯だろう。このような人は現実逃避している何も考えることのできない思考停止している人だ。

なぜ憲法改正をさせないのか?

戦後72年になるが現在まで憲法が改正されなかったのはなぜか?それは改正には議会の3分の2の賛成を要するという規定があったことが一つ、もう一つが平和勢力という左翼の存在だろう。

今までは与党が3分の2の議席数を確保するというのは現実的ではなかった。しかし今の安倍政権は改正を可能にする議席を確保している。これに慌てたのが野党の左翼とマスコミだ。

憲法を改正すれば戦争できる国になる」、「徴兵制が復活する」、「日本は世界からの信頼を失う」というデマを流し国民投票になっても成立させないための予防線を張った。これはあまりにも方法がえげつない。なりふり構わずの姿勢ではないか。

戦争できる国になる=戦争できる国というより、交戦権を持つ国になるという事。

徴兵制が復活する=訓練もしていない人が来ても足手まといでかえって迷惑になる。

日本は世界からの信頼を失う=何の信頼?自衛隊は世界各国からの信頼は厚いが。

私でもこのくらいの反対意見は言える。

日本という国は前例踏襲主義が幅を利かせている。特に官僚、政治家はその傾向は強い。その理由は何か?

それは「新しいことをやるという事は先輩のやったことを否定することにつながる」というわけのわからない理由だ。だから法律も憲法も変えることが難しいのだ。

石原慎太郎氏が都知事時代、都の職員に「前例がありませんのでできません。」と言ったら石原氏は「前例がないのなら作ればいいだろう!」と一喝したそうだがそのくらい前例踏襲主義というのは根深いものだ。