北朝鮮への対話と圧力を嫌がる中国とロシアの関係

話を聞かない相手に対話って?

政府や国連の言う北朝鮮に対しての対話と圧力。何度も北朝鮮に対して呼び掛けていたのにもかかわらず応じなかったのはどこなのか?それは北朝鮮自身だ。

どんなに対話しようとしても相手が拒絶したら話し合いは成立しない。もし北朝鮮が対話に応じるとすれば、それは保有国ということを認めさせたということだ。

これで認めさせたという前例ができてしまったらどんな国も核保有ができてしまうという事態になる。これでは核兵器が抑止力にならない。

その結果どうなるか?ひとたび戦争が起きたら核戦争になるということだ。それこそ「19XX年地球は核の炎に包まれた~」という北斗の拳のオープニングが現実になってしまう。

そののちに救世主であるケンシロウが出てくるかどうかはわからない。

石油禁輸という圧力に消極的な中国

北朝鮮に対する石油禁輸。これに中国は応じようとしない。

中国は北朝鮮の石油の9割を供給している。その量は年間約50万トンにも上る。国際的には中国が北朝鮮への石油供給を止めれば軍事開発にストップをかけられると踏んでいる。

中国が応じないのは1つめが中国~北朝鮮間のパイプラインにある。理由はわからないが北朝鮮へ供給する石油にはうそくの原料パラフィンが多く含まれているらしい。このパラフィンが問題だという。

このパイプラインを一定期間止めると凝結してパイプが詰まってしまうというのが中国の言い分だ。しかしこの発言を真実と思う人がどのくらいいるだろうか?

とても世界第2位の経済大国の出すコメントではない。このようなコメントを出すということは「中国という国はそのようなことも解決する技術がありません」ということを世界に向けて発信しているようなもの。確かにパクり国家だからある意味では真実かもしれない。

後は北朝鮮が暴発して北京へミサイルが飛んでくるかもそれないという可能性、中国が禁輸してもロシアが供給する可能性、大量の難民が押し寄せてくる可能性…。

あらゆることを総合してもっとも中国が恐れることは北朝鮮が崩壊した後に親米政権、つまりアメリカ主導の政権ができることを恐れているからだ。

北朝鮮、ロシア、中国は同じ価値観を共有する国と言ってもいいだろう。その中で北朝鮮という国が親米になったらその痛手は小さくはない。

それにロシアと中国はいつ敵同士になってもおかしくはない。それはなぜか?

日本とアメリカのような軍事同盟を結んでいるわけではないからだ。中国はアメリカのに代わり世界をリードする国になるという野望がある。その野望を少しでも前進させるためには北朝鮮を落とすわけにはいかない。

もし親米政権ができたら中国との国境近くにアメリカが軍事基地を置く事も可能となる。中国としてはそんなことを許すわけにはいかないのである。