「男らしい」というのは男にとって不利な言葉

男らしいとは何か?

男らしいという言葉に何を連想するだろう。力が強い、潔い、無口等々あるだろう。しかしこれは一方的なイメージに過ぎない、男にもいろいろな人格がありよくしゃべる人もいるし、力が弱い人もいる。

このイメージを作ったのは誰なんだろうか?私は高倉健だと思う。

高倉健無口、義理堅い、潔いのイメージがあると思うが、これは映画のイメージそのものだ。

これが独り歩きして「男らしい」というイメージとして定着したと私は見ている。

このようなイメージは迷惑

私は仕事でミスをしてしまい上司にその説明を求められて、「~だから~なりました」と言ったら「言い訳をするな!」と言われ、上司に確認をして仕事を進めていたので「上司に確認したじゃないですか」と言ったら「男らしくないぞ!」と言われたことがある。

この事例からわかるのが「男らしくないぞ!」という言葉は上司の責任逃れに使われたということだ。要は「男なら責任転嫁せずに全て責任をかぶれ。ただ私が確認していたことは言うな。」ということ。

反論できる立場にない人にとっては「男らしい」という言葉は迷惑極まりない。

男らしく、男のくせにというのは差別でセクハラ?

「男らしく」、「男のくせに」というのは性差別であり、セクハラではないか?これが逆の立場になり「女らしく」、「女のくせに」と言ったらセクハラとして大問題になるだろう。

セクハラは男だけが適用されるわけではない。女が男に対しての言動、行為にも適用される。

草食系男子が増えた現在肉食系女子にセクハラされるという事例もあるだろう。しかし現実問題、男がセクハラを訴えても取り上げられない場合が多い。

その理由は「女が男を襲うことはない」という間違った先入観にある。それに「男が女を訴えるのは男らしくない」という風潮もいまだに残っている。

密室に男女2人きりになり女が自分で服を脱ぎ始めて「この男に襲われた」と言えば女の主張はほぼ通るのが現実だ。このような理不尽なことをされても男は「言い訳をするな!」、「男らしく認めろ!」と言われる。これがこのような女を増長させる一因になっているのは否めない。

結局「男らしい」という言葉は何なのか?

結局「男らしい」という言葉は男にとって不利な言葉だ。女はその言葉に対して何を求めているのかはわからないが、女にとっては実に都合のいい言葉だろうと思う。

ほかの男から守ってくれるのも、欲しいものをすぐ買ってくれるのも、自分の都合のいい利益になるものは全て「男らしい」の一言で済む。

まぁ「涙は女の武器」と言われるように大抵のことは泣けば解決するし、悪いのはすべて男という風に持っていくことも可能。

これは女性差別ではなく現実の話。そんなことはないというのなら、なぜ「痴漢冤罪」はなくならないのだろうか。