高齢者の犯罪が増えているそうだが・・・

高齢者の定義は?

日本では65歳以上が高齢者とされる。要は年金を支給される年齢ということ。現在はいわゆる団塊の世代が高齢者となり、高齢者世代が増加の一途。その下の世代団塊ジュニア世代も控えているのであと30年位は高齢者の人口が減ることはないだろう。

少年犯罪が多かった団塊の世代

団塊の世代は少年犯罪が多かった。これが戦後の混乱期だったら多少はわからなくはないが、団塊世代の少年期は昭和30年代後半~昭和40年代にかけてであるから戦争が終わってから15年以上経っている。この世代が高校、大学生のころにはあさま山荘事件に代表されるような学生運動事件が多発した。

ちなみに団塊の世代が少年だった昭和40年の少年少女の殺人は370件。平成25年は53件だから7倍以上の開きがある。

それで現在高齢者の犯罪が増えている?

高齢者の犯罪が増えているのは社会構造の変化、孤独と貧困が原因だと報道では言っているが、なんでも社会、政治が悪いの一言で片付けるのは違うのではないか。

死にさえしなければ年はとる。単純に高齢者の犯罪が増えたのではなく少年犯罪が一番多かった世代が高齢者になっただけだ。

自分たちが高齢者となった。さらに上の世代はほとんどが鬼籍に入ってしまったから文句を言う世代もいない。自分たちの常識が世の中の常識となるはずなのにそうはならなかった。彼らの想定外のことは自分たちの子、孫の世代が想定よりもしっかりしていることだ。

現在の少年犯罪を非難する団塊の世代

現在の少年犯罪を斬る時にインターネットが悪い、人の命を軽く見ているとか批判するがでは自分たちのころの原因は何だったのか?と聞くと途端に口を閉じる。

そしていうのが自分たちのころは格差が大きく~とか、今とは時代が違うとか抽象的な表現に終始する。それがそのまま今の自分たちを擁護する言葉になっている。格差が大きくそれは社会が悪い。昔の時代はこんなことはなかったという言葉になる。さらには高齢者を若い者が敬わないのはおかしいと言い出す始末。

団塊の世代だ大量退職して会社の雰囲気がよくなった」という話も出る。「いなくなって淋しい」と言われるならともかくこのような言葉が出るということは、いかに性格的に問題のある世代かということを如実に表している。

年齢=人間性とはならない。