四国と北陸にNPB球団を作るべき

野球人気を上げるにはどうすればいいのか

野球の人気が衰退したと言われて久しい。これはサッカーとの比較だが日本単独での競技人口の数字だが野球730万人、サッカー750万人とその差は20万人もある。

今年でJリーグが始まって25年目になる。1993年のスタート時は10球団だったのが2017年には54球団と5倍近くに増えている。地域も北海道から沖縄までと広範囲に及ぶ。

かたや野球はどうか。北海道、東北に各1球団、在京球団5球団、在阪球団2球団、東海地方1球団、中国地方1球団、九州地方1球団と在京球団が5球団となっている。

Jリーグがなぜここまで増えたかといえばプロ野球チームがないところに球団を作ったことが大きい。

例えば東北地方。J3クラブまで入れたら青森以外の東北5県に球団がある。プロ野球楽天が東北にあるが盛り上がっているのは宮城県だけでほかの5県はそれほどでもない。

ところが各都道府県ごとに球団があると選手も県民も愛着がわく。更には下部リーグ~トップリーグまでの組織も作ることもでき競技人口の拡大につながる。子供たちも「頑張ればプロになれる。」というのを現実のものと感じ取れる。

ところがプロ野球は12球団で固定されている。それも在京、在阪球団が7球団と地域的に偏りがありすぎる。これではプロ野球選手になるという現実味が薄れていくのも当然だ。

プロ野球球団は地方分散するべき

石破茂元地方創生大臣が在任中にプロ野球球団は16球団が理想と言っていたが、それも一つの方法だ。だが私は在京、在阪球団を球団のない地域へ移転させるのが現実的だと思う。

その候補がオリックスとヤクルト。巨人、阪神は言うに及ばず、ロッテ、西武、横浜DeNAは各地域で地元密着している。私はオリックスは四国、ヤクルトは北陸に移転することをオススメする。

両方とも独立リーグのある地域だがNPB球団があるわけではない。球場も素晴らしい球場がそろっている。四国には松山坊っちゃんスタジアム、北陸にはHARD OFF ECOスタジアム新潟というナイター設備完備の球場がすでにある。

もともとプロ野球球団がない地域に受け入れられるのか?という意見もあると思うがその心配はないと思う。

北海道日本ハムファイターズの成功例があるからだ。

日本ハムの成功例

日本ハムは2004年に東京から北海道に移転した。北海道は当時(今もいるが)巨人ファンが多い地域だった。最初は日本ハムが来ると言っても選手はわからないし、そんなに強い球団イメージはなかった。

そこに来たのが新庄の加入。メジャーリーグに挑戦していた彼は知名度も高く北海道でも知らない人はいなかっただろう。また当時の監督がアメリカ人のヒルマン監督だったことも大きい。2006年には日本一になり人気球団の地位を不動のものとした。すべての要素がマッチして北海道に定着したよい例である。

スター選手は必要不可欠

日本ハムの例を見てもわかるように最初のつかみが大切だ。日本ハムなら新庄というスター選手がいたことで「新庄を見に行こう。」でもいいからとにかく球場に足を運んでもらうことで徐々に底辺から広げていった経緯がある。

その点、ヤクルトとオリックスはスター選手、スター候補はすでにいる。

ヤクルトは山田、オリックスはT-岡田と看板選手はいるのでその点は楽だろう。

16球団にするのなら更によし

先に書いた石破元地方創生大臣の16球団が理想発言だが、そうなればさらに良いと思う。今の球団数から4球団増えることになるが九州に1チーム、四国に2チーム、北陸に1チームの割り振りでいいと思う。九州は宮崎県辺りに、四国は愛媛県高知県に、北陸は新潟に。球場は宮崎にもサンマリンスタジアムがあり、高知は春野総合運動公園がありどちらもプロ野球のキャンプで使われている球場だ。

北陸は若干シーズン初めは雪の心配があるがほかの地域は雪の心配はほぼない。もしくはシーズン最初はほかの地域の球場でホームゲームをするという選択肢もある。

新球団を作る企業があるか?

一番手っ取り早いのが社会人チームの買収。選手の割り振りは楽天ができた当時みたいに各球団プロテクトから外れた選手とドラフトで獲得した選手、あとはトライアウト。これは買収した社会人チームの選手も含まれる。

現実的に買収にする企業があるかだが、球団を維持できるのなら大企業である必要性はない。だが実際は大企業になるだろう。例えばトヨタ自動車。あと別に国内企業であるという規定はないので個人的には嫌だが中国企業というのも十分あり得る。