今年の東北楽天ゴールデンイーグルスの好調

今年の楽天の好調

今年は楽天が好調だ。これははっきり言って想定外だった。梨田体制になって2年目になり監督の思い描いたことが形になっている。投手陣では西武から移籍した岸、エース則本、森原、福山の中継ぎ陣、そして抑えの松井裕と安定し、打撃陣では茂木、銀次、ウィラー、アマダー、ペゲーロの3外国人の破壊力のある打線が好調の要因だ。

外国人3人連続打線の成否

2番ペゲーロ、3番アマダー、4番ウィラーという打線は他チームにとって脅威だが、これはやってはいけない禁じてのような気がしてならない。実に9人中6人しか日本人が使えないのだ。1人はDHとしても2つのポジションは事実上レギュラーは獲れないと言っているようなものだからだ。昨年ロッテから移籍した今江はレギュラーだったのに控えに甘んじている状態だ。しまいには慣れない一塁手までやらされるありさまだ。

好調の翌年は不調のジンクス

前回楽天が日本一になった2013年はエース田中将大が24勝0敗という驚異的な成績で優勝したといってもよかった。1人で24もの貯金を作る投手は現代ではまずいないからだ。田中がメジャーに行ったら翌年は最下位になった。だから楽天のこの年のチーム力はそんなものだったのだろう。

同じことが来年も危惧される。前項で紹介した3外国人選手。彼らが来年も契約してくれる確証はどこにもない。外国人選手の根底にある考えとしていつかはメジャーに戻りたいという願望があるのは否定しようがない事実だ。

投手陣も則本、岸に続くローテーションは美馬、釜田、辛島と盤石のように見えるが、故障者が出たら経験不足の投手が多いので苦労するだろう。逆に中継ぎ、抑えは安定しているので先発が最低6回は投げてくれないと試合展開は不利になる。投手陣の弱点は則本、岸が離脱したら穴を埋める投手がいないことだ。穴を埋めるとは2人の勝ち星を稼ぐことである。

今のパ・リーグは連覇は難しい

今のパリーグは連覇は難しくなっている。近年連覇したのは福岡ソフトバンクホークスだけである。毎年上位に食い込むチームはほぼ安定しているが絶対ではない。前半戦に上位にいたチームがシーズン終了には最下位に終わっている事もある。それだけ各チームの戦力は拮抗しているのである。今はCSという制度もあるので3位以内に入れば日本一の可能性もある。今下位に沈んでいるチームもまだわからない。

楽天連覇の条件

3人の外国人が残留しないと正直厳しいだろう。もしくはその穴を埋める若手が出てくればという条件と投手陣がリーグ1位の防御率という条件で連覇できる可能性がある。今年はあまりにもいい方向に回りすぎた。今年の日本ハムのようにならないことを祈るばかりだ。