浜松開誠館の非常勤コーチはあの元プロ野球選手

まさかあの人が・・・

浜松開誠館という高校が静岡にある。そこの非常勤コーチは日米通算2101安打、404本塁打の成績を残したあの元プロ野球選手だ。その人の名は中村紀洋。豪快なフルスイングで一世を風靡した名選手だ。

現役時代はトラブルメーカーだったが、意外と・・・

現役時代は近鉄ドジャースオリックス、中日、楽天、横浜DeNAと渡り歩きトラブルメーカーと揶揄された時もあったが野球に対する真摯な姿勢は変わらなかった。私のイメージは豪快なフルスイングから放たれる放物線もあるが7回のゴールデングラブ賞を獲得した守備の人のイメージもある。ちなみに受賞した守備位置は三塁手である。

2014年に事実上の引退

2014年に横浜DeNA自由契約になってから現役続行の意思を示してトレーニングを重ねていたが、どこも獲得する球団がなく事実上の引退になっていた。

ところが今年4月に浜松開誠館非常勤コーチに

今年4月浜松開誠館高校の非常勤コーチに就任することが発表された時には正直言って驚いた。昔から名選手は名指導者にはなれないという格言があるように、失礼ながら彼ができるのかという懸念があった。名選手だった人は1教えて10わかる人なのでできない人の感覚がわからない。長嶋茂雄氏を見ていればわかるだろう。要は天才なのだ。彼は2016年1月に学生野球資格回復の認定適性を受けている

 

結果を出し始めたチーム

浜松開誠館高校は静岡大会1回戦を8対1、7回コールドで勝利した。この得点力は彼の指導の結果が出たことを表している。彼の現役時代の打撃は豪快だったが、高校生への指導は逆方向に強い打球を飛ばすこと。右打ちならライト側に、左打ちならレフト側に強い打球を打つことだ。これは選手の体力、体格も考慮しての指導法だ。この理論なら引っ張るほどの腕力は必要ないと思われる。ある程度の腕力は必要だが。

彼にはいずれ高校野球の監督になってもらいたい

高校野球の監督は教員しかなれないのか?結論から言うとそのような決まりはない。その代わり必要なのが責任教師。いわゆる部長である。これは教員でなければならない。ということは彼は監督になれるということだ。事実、私立高校の監督は外部招聘した監督が多い。余談だが楽天、ヤクルト、阪神、南海、の監督だった野村克也氏も高校野球の監督をやってみたいと言っていた記憶がある。理由は強さを継続するのが難しいから。それは想像に難くない。3年で戦力が完全に入れ替わってしまうからだ。私もそれには賛同できる。それが難しさであり、面白さでもあるからだ。