オートマが増えたのはなぜだろう アメリカの思惑

今の日本ではマニュアル車を探すのが難しいほどオートマが多い。増えた理由は、まず運転が楽、ハンドル操作に集中できるなどだろう。

オートマが増え始めたのは90年代。バブル景気の時代でちょっとした車にもオートマの設定があった。だが価格はマニュアルより割高だったのでお金のない若者はみんなマニュアルに乗っていた。

当時の人にしたらオートマ=高級車というイメージが強かった。国産車でもクラウンなどの高級車にしか設定がなかったのがちょっと高いが買えない価格ではないのでオートマに中年以降が飛びついたという感じだと思う。(思うというのは私は当時若者だったので。)

オートマの比率はアメリカも日本も90%を超えている。ところがヨーロッパではマニュアルの方がオートマを上回っている。

なぜ日本とアメリカの占有率の数字があまり変わらないのか?

私はアメリカの圧力と日本の自動車メーカーの都合と推測する。

日本のメーカーはアメリカに輸出するのにほとんどがオートマだったのでそれを日本向けに流用した可能性と日本に輸出するアメリカ車がオートマだったことだ。

アメリカの思惑通りにアメリカ車の輸出は伸びなかったが、国産メーカーは思惑通りオートマの普及に成功した。

そしてその総仕上げがオートマ限定免許の新設だ。これでマニュアルは日本では絶滅危惧種となってしまった。

アメリカは自動車産業が基幹産業なので自動車が売れないのは死活問題。もしアメリカ車が日本車並みの信頼性、性能を獲得したら日本車もうかうかしていられない。

最近はアメリカの規格にないから軽自動車をなくせ、という発言まで出てきた。アメリカは日本に対して年次改革要望書というものを出している。

郵政民営化もそれによるものだというのは周知の事実である。もし軽自動車をなくせという要望があったら日本はどういう対応をとるのかが注目だ。